

伊藤浩子、 パリ・アコーディオン・フェスティバルの新星
伊藤浩子は感受性の高い、経験豊富な日本では、数少ないボタン・アコーデイオン奏者だ。彼女はその分野最高の名手達の傍で妙技を獲得し、その名人芸を世界中のレパートリーに広げてる。日本で4歳からピアノを学び始める。10歳の時、音楽の授業の中で始めて鍵盤式アコーディオンを手にして大きな衝撃を受ける。国立音楽大学ピアノ科卒業後、この楽器と再び出会う。アコーディオン一筋でやっていくと決心する決め手になったのは、マルセル・アゾーラとの出会いだった。彼はボタン・アコーデイオンを魔法のように弾いた。彼の紹介で、有名なフランスのアコーディオンの達人、ジョエ・ロッシの元へ馳せ参じる。ジョエ・ロッシはイブ・モンタンからバルバラまで、ジュリエット・グレコやジョルジョ・ムスタキも含めて、ほぼすべての大スター達の伴奏を手がけてきた名手である。後日、彼らはともに、ヨーロッパや日本で活躍する事となる。「フランス・クレヨン」(Accordeon en couleur)は、浩子が初めて巨匠、恩師ジョエ・ロッシとリリースしたデビューアルバムである。
伊藤浩子は今までに数多く世界を巡ってきたが、こうした旅の経験やそこで出会った様々な文化が作曲する際に、インスピレーションの源となる。彼女は斬新な想像力で、活力あふれ力強いタンゴのリズムを伝統的な日本の音色に結びつけるのだ。日本には非常に多様性に飛んだ民衆の伝統がある。国内ですら、そのことはあまり知られていなく、まして西洋ではほぼ完全に未知であるが、実際に、伊藤浩子の作品を聴けば、そうした、たくさんの意義と感動を内包した音楽を再発見することができる。アコーディオンで奏でられるタンゴとミロンガのリズムが三味線、コントラバス、和太鼓、ギター等の音色と交わるのである。最新アルバムのタイトルを見ても、その混交ぶりがわかるだろう。例えば、「花よりタンゴ」、「ジャポニミュゼット」、「寿司バー」、「いいじゃないか」、「沖縄」、「化粧回し」、「温泉」、「祭りパレード」など。世界数カ国にわたる音楽の源泉を核とした、素晴しい、音の旅が我々を魅了する。
メルティング・ポットというグループは日本のツアーのために生まれた。構成アーティストは世界のいくつかの大陸からやってきた混交部隊で、それぞれのミュージシャンがこの音楽的冒険に貢献している。
世界においての活躍
日本においては、1990年全日本アコーディオン・コンテスト優勝。森繁久弥のミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」に出演。読売交響楽団との共演。
渋谷ジャン・ジャンをはじめ、コンサート・ツアー多数。
読売テレビ、NHK「ときめき夢サウンド」、東京FM、福岡FMなどに出演。
香港では中央文化劇場「Broken Mirror」舞台音楽担当。
1996年には香港の中央芸術劇場にて演劇集団「RESOLU」の音楽製作、演奏を担当。
カナダ モンマニイでのアコーディオンフェスティバル出演。
フランスにおいては、サンテティエンヌでのワールドサッカーコンフェデランスの音楽祭に出演。
テレビ番組にも出演。( リモージュ地方 France3、France2)
現在、主にパリと東京を行き来しながら演奏活動を行なっている。
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